1978年
日本全国をブームに巻き込んだスペースインベーダーです
1972年にアタリが世界初の業務用ビデオゲーム「ポン」(パドルでボールを打ち返すピンポンゲーム)を発売してから、ピンポンゲームやブロックくずしゲームが各社から(もちろんタイトーも1973年に「ポン」と同じようなゲーム「エレポン」を)発売されてきたのですが、ビデオゲームというものを世間一般に認知させたのはこのスペースインベーダーでした。
300点UFOの出し方とか、レインボー(画面写真を参照)とか、ナゴヤ撃ちなどのさまざまな攻略法が人々の話題として取り上げられていました
しかし、インベーダーやりたさのあまり直接的、間接的に犯罪に走る輩も後をたたず、ゲームセンターは不良の溜まり場だからと出入り禁止にする小中学校も多かったように記憶しています
1979年
当時のアーケードゲームメーカーはこぞってタイトーのスペースインベーダーもどきを開発するのですが、所詮もどきはもどきでしかなく、オリジナルを超える物はなかなかあらわれませんでした。
同上。(ぉぃぉぃ)
まだ日本全国をインベーダーブームが駆け巡っていて業務用ビデオゲームメーカ各社から類似品(粗悪なものも少なくなかった)が発売されていたころ、このゲームに出会いました
スペースインベーダーの開発元タイトーが作ったこのゲームは、画面を横切る隕石にぶつからないようにロケットを誘導してUFOにぶつけるのが目的です
業務用ビデオゲーム各社からスペースインベーダーの類似品,改良品が発売される中、本家の開発元のタイトーもだまってはいませんでした
このスペースインベーダーパート2では、撃たれると分裂する敵や点滅するUFOなどの改良が施されています
初代インベーダーではバグのために発生していた「レインボー」でボーナス点が入るという粋なこともしてくれています
このゲームもタイトー製なのですが、インベーダーや類似品たちと異なり「助ける」という行為を目的としたゲームになっています
画面上方の母船から画面を左右に横切る隕石たちをかわしながら画面下方の着地点(得点が書いてある表面)まで行き画面下の左右で「HELP」とか言ってる人たちをつれて、
母船まで無事に帰還するというゲームです
帰還するときには隕石は敵のUFOに変身(?)し攻撃してきますので、よけるか弾を撃って壊すかしてください
逆走してくる敵車にぶつからないように路線変更をしながら路面にあるドットを全て集めると1面クリアになります。パックマンの祖先のようなゲームです。面が進むにつれ敵車の速度が上がり、台数が増えていきます。
同じゲーム内容で縦画面のやつもありましたが、横画面の方が簡単だったような気がします。
のちにUターンゾーンが追加されたヘッドオン2というのも登場したんだけど、あまりやらないうちに消え去ってしまいました。
スペースインベーダーでもどき品を作られたタイトーが作ったヘッドオンもどきです。追尾ロケットをかわして画面上のドットを全て集めるゲームです。ただ、Uターンが自由にできるのでヘッドオンのような敵との駆け引き的なスリルがなくて、それほど楽しめなかったように記憶しています。
ちなみに本物にはこんな色セロファンはついてなかったと思う。
しょぼい画面のゲームばかりだった当時、ずば抜けて奇麗な画面とサウンドを装備して登場したのがナムコのギャラクシアンでした
基本的なゲーム内容はインベーダーなんだけど、敵が弾を撃ってくるだけではなく自分から放物線を描いて突撃してくるのには驚きました
背景に流れる星もいい雰囲気をかもしだしていました
ビデオゲームの創始者アタリはベクタースキャン(走査線を任意の方向に流す方式、通常のテレビは左上から順次決まった方向に走査線を流すラスタースキャン方式)のゲームを開発していました
ルナーランダーは燃料と加速度を気にしながら着陸艇を操作し月面に軟着陸するゲームです
このゲームもベクタースキャンです
画面上をただよう隕石を全て破壊するとステージクリアになります
大きい隕石を破壊するといくつかの小さい隕石になり、それを破壊するとさらにいくつかの小さい隕石になっていきます
自分は360度自由に回転しエンジンをふかすと慣性を持った移動を行うことができます