Magical Logic Factory 雑記帳 に行く

Magical Logic Factory Presents

Apple ][ の部屋

Last Update : 2013/07/07
まじろじ


Apple ][ って何?

Apple][ は1977年春にアメリカのサンフランシスコで行われたWCCF (ウェスト・コースト・コンピュータ・フェア)で発表されたパーソナルコンピュータです。設計(拡張性)の良さ、ハード,基本ソフト仕様の公開、フロッピーディスク装置の早期投入 (発表の翌年にディスクドライブを発売)などの要因からたくさんのユーザーから支持され、 いろいろな分野の大量のソフト資産を持つことになりました。

名前からわかるように、現在Macintoshというコンピュータを販売しているアップルコンピュータの製品です。

アプリケーションソフトの入ったフロッピーをセットして電源を入れるだけで目的の作業が 行えるので、ワープロや表計算(世界で最初の表計算ソフト「ビジカルク」は Apple][用に開発されました)のために Apple][ を購入する人もたくさんいたようです。カラーグラフィックスやゲームパドル(ブロックくずしゲームなどで使用するボリュームコントローラ)が 標準でついていることから、ビデオゲームもたくさん作られました。

日本のパソコンやゲーム機にも Apple][ 生まれのゲームが チョップリフターやロードランナーなどのアクションゲームを始め、 ゾークやウィザード&プリンセスなどのアドベンチャーゲーム、 ウィザードリィやウルティマといったロールプレイングゲームなどなど、 たくさん移植されています 。


「チョップリフター」

ヘリコプターを操作して敵(戦車や戦闘機)を破壊しつつ救助を求めて地平をさまよう味方を救助し 自軍の基地まで連れて帰るのが目的です。

一度APPLE2のアナログジョイスティックでプレイすると国産マシン用の移植物 (テンキーやジョイパッドで操作)では遊べませんってくらい独特で微妙な操作が必要なゲーム でした。

当時の私にはあまりに難易度が高かったので、 救助を求める味方を銃殺して楽しんでました(ぉぃぉぃ)




「ロードランナー」

PC98やファミコンなどたくさんのマシンに移植されたのでたぶん知ってるとは思いますが、一応説明します。

追いかけてくる敵を振り切って画面上にちらばっている金塊を全部集めるとあらわれる出口にたどりつくと1面が終わります。 ただ逃げるだけではなく自分の左右の地面に穴(一定時間後に勝手にふさがる)を掘ることもできます。アクションゲームなのですが、パズルゲーム的要素もあり中毒性の高いゲームでした 。




「ゼニス」

3次元ワイヤーフレーム画面のシューティングゲームです 。

ただ敵機を打ち落とすだけが目的ではなく、時折出現するエイリアンを捕獲しなければなりません。
天才ナシャ・ジェベリの1982年の作品です。




「ABMコマンド」

アタリの「ミサイルコマンド」もどきです。
上空から飛来するICBMを迎撃し都市をひたすら守るゲームです。




「AE」

上空で編隊を組んで飛んでいるエイのような敵機をひたすら撃つゲームです。

自機の玉はトリガーキーを押している間上昇し、放すと爆発します。 その爆風に敵機が触れると破壊することができます。 なぜか敵機だけ3次元的な動き(拡大縮小)をしてたのと 背景の画面が当時のゲームにしてはきれいだったのが印象的でした。

日本人(「プログラマーズ3」というグループ)が作ったゲームです




「スターブレーザー」

横スクロールのシューティングゲームです。

自機は高度が高いときは真横に飛ぶレーザー、高度が低いときは対地ミサイルを発射します。各面ごとに目的(「地上のレーダーを破壊せよ」とか「敵戦車を破壊せよ」など)があり、 それをクリアすることで次の面に進んでいきます。

非常にシンプルなゲームでしたが、当時のパソコン用ゲームにしては動きがスムーズで それなりに楽しませてもらいました。

私はSONYのSMC777への移植版で良く遊んでました。日本人(トニー鈴木さん)が作ったゲームです。




「エイリアンタイフーン」

ナムコの「ギャラクシアン」もどきです。

日本人(トニー鈴木さん)が作ったゲームです。




「ピンボールコンストラクションセット」

「ラスターブラスター」を初めとするピンボールゲームを作ってきた天才ビルバッジの 究極のピンボールソフトといっても過言ではないソフトです。 その名のとおり、自分で好きなようにピンボール台を設計し、それで遊ぶことができるのです。

私は高校生のころ友人宅でこのソフトに初めて出会ったのですが、 まさに「目からうろこが落ちる」状態になってしまいました。




「ガムボール」

ガム工場の従業員になって働くゲームです。

画面上のパイプの中をカラフルなガム玉をトリガキーで開閉する切り替え弁でうまく誘導して、 同じ色のかごまで誘導するのが目的です。

かごはジョイスティックで左右に動かすことができます。

間違えて違う色のガム玉をかごに入れてしまうとおもむろに画面のはじから社長がやってきて 怒ってかごをひっくり返していくのがちょ〜むかつきますが、 私はこういうシンプルなゲームが大好きです。




「アップルトレック」

キャラクタベースのパソコン創世期の名作ゲーム「スタートレック」のAPPLE2版です。テレビや映画でお馴染みのSF「スタートレック」の世界をパソコン上で再現(笑) 。宇宙船エンタープライズ号の艦長になり大宇宙にちらばっている侵略者クリンゴンをせん滅するのが 目的です。

といっても、ジョイスティックなんかで操作できるわけではなくって、 「移動」とか「攻撃」などに対応したコマンドをキーボードから入力し 「当たった」「外れた」の文字が帰ってくる今でいうシミュレーションゲームの 祖先にあたるようなゲームです。



Magical Logic Factory 雑記帳 に行く